買ってよかったもの(2021)

今週のお題「買ってよかった2021」

 

 

 

暮らしにまつわるブログを書いてほしい、と先日泊まりに来た友達にふと言われた。

そんなの誰が興味あるんだ…と思っていたけれど、読みたいという声がちらほら。めずらしい人たちがいるもんだ。とりあえず、2021年に買ってよかったものを記録として残しておくことにします。

ランキングなんてたいそうなもの、わたしが付けるだなんておこがましい気持ちしかないので、とりあえず思いついた順に書いていきます。

①中村銅器製作所の卵焼き器と、②秋田の大舘工芸社の小判弁当。

社会人になって初めて年末年始をゆっくり実家で過ごした今年。実家から東京に戻るその足でそのまま向かったcotogoto。そこで長年の時を経て、ついに迎え入れた憧れのこの2つ。

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はぁぁぁ溜息が出るほど美しい。職人さんの手によってひとつずつ作られた暮らしの道具たちに対するトキメキが止まらない。

中村銅器製作所の卵焼き器は、さすがの熱伝導率。あっという間に火が通るので、卵焼きがするする出来上がる。お手入れをすれば一生使えるもの。経年劣化も含めて、大事に大事に使いたい。

そして憧れの曲げわっぱ。安くはない買い物だからこそ長いこと迎え入れるかを悩んだけれど、圧倒的にお弁当作りが楽しくなった。それにしても曲げわっぱに詰めたら、なんでこんなにも美味しそうに見えるのだろうか。わたしのポンコツ弁当すら一丁前に見える。f:id:ma___66db:20211231015913j:image

残り物のキンパを詰めた時は本当に可愛かった。自分で作っておきながら、開けた時すっごく嬉しかった。
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ただ12月から職場が変わって夕飯も朝食も職場で出るようになって、お弁当を作る機会がめっきり減ってしまったのが悲しい(食費が浮くのは助かるんだけども)

休日にお弁当詰めて、公園にでも行くか。…なんだそれ、めちゃくちゃ楽しそうじゃないか。

 

③ストウブ ラココット(18cm)

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鋳物の鍋は去年の誕生日にル・クルーゼの22cmの鍋をもらったけど、使っているうちにもう一回り小ぶりのサイズも欲しくなって、次に買うならばストウブだ!と心に決めていて。

色もわりと最近新しく出たカンパーニュ一択だなぁと思っていた矢先、偶然廃盤色のリネンカラーの18cmの鍋に出会い、これは運命だ!と思い即購入。くすみピンクのようなベージュのような、なんとも言えない絶妙な色合いが本当に可愛くてお気に入り。お鍋が届いて、一番最初に作ったのが無水カレー。野菜の水分だけでこんなにも美味しくなるものなのか…と心底感動したのを覚えている。

このお鍋を買ってからは炊飯器を使う機会がめっきり減った。遊びに来た友達にストウブで炊いたご飯を出すと、100%ご飯をおかわりしてくれる。嬉しい光景。

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④P-TOUCH CUBE  PT-P910BT

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2年ぐらい欲しいなぁと思いつつ、優先順位が低くてなかなか購入を踏みとどまっているうちに、気づいたらハイスペックな新製品が登場していた。

ラベリングも収納も大好きな私は水を得た魚の如く、家中のありとあらゆるものにラベリングをしまくった。これは冷蔵庫。f:id:ma___66db:20211231194221j:image

(シフォンケーキ作りに取り憑かれていた頃なので、卵の量が膨大)

この世で一番好きな作業が梱包とラッピングなんだけども、ピータッチのおかげでラッピングのクオリティも爆上がりした。

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作るお菓子に合わせて、デザインやらフォントを一から考えてラベルを作ることの楽しさよ…

 

⑤BONIQ Pro

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これはもう説明不要。最強低温調理器。鶏胸肉革命が起きた。更に言えば、ローストビーフなんてクリスマスやパーティーでしか出てこないレアキャラだと思っていたのに、自宅での登場回数がかなり増えた。最高。ボニーク様様。

 

タカヒロ ドリップポット雫0.9ℓ

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家で珈琲を淹れる機会がグッと増えて、拘り出したら道具を揃えたくなってしまうのが人間という生き物でして。鎌倉の名店、カフェ・ディモンシュのオリジナルカラーであるマットブラックはコロナの影響で塗装の吹き付けが出来なくなって、今は製造中止になってしまったけど、これもまた良いタイミングで出逢えて迎え入れた。その名の通り、ポタポタと雫のように細くお湯が出せる細口なので、かなり使いやすい。ドリップポット以外にも少しずつ、珈琲の道具を揃えているのであとはもうひたすら勉強に励むのみ。

 

⑦Marshall EMBERTON

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Bluetoothスピーカー。なんでもっと早く買わなかったんだ大賞2021。軽いし、可愛い、音質良し、言うことなし。激オススメ。音楽はもちろんだけど、ラジオを高音質で聴けるのがかなり嬉しい。苦手な洗い物も捗る。私が洗い物を好きになる日は近いかもしれない。

 

⑧TOKYO BIKE BISOU26

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今年一番買って良かったもの。

今の家に引っ越してから、欲しいとは思いつつも、散歩も好きだし特別不便は感じていなかったからなんとなくそのまま過ごしていたけれど、買ってからは今じゃもう無くてはならない存在になってしまった。今年は自転車でお花見がしたくて、急に自転車を買おうと思ったんだけど、よく考えてみたら今年になってわりと近所に友達がこぞって引っ越してきたのが大きな理由なのかもしれない。自転車で友達の家に行って、終電がなくなる時間まで話し込んだり、パンと珈琲を買って井の頭公園を友達とサイクリングしたり、なんだか大学生みたいな日々を送ってる。大学生らしい生活をしてこなかった分、そういう何でもない瞬間がすごく楽しい。寒くなってきたらきっと乗らなくなるんだろうなぁと思っていたけど、全然そんなことなかった。冬でも夏でも、関係ない。自転車があればいつでも楽しい。同じ道も、自転車で走るだけでこんなにも違って見える。行きたいところが山ほどある。

 

ここ数年は、物を買うタイミングで、一生大事にしたいと思えるか、長く使えるのかを一番に考えているせいもあって、悩み抜いて迎え入れた物たちに対する愛着がすごい。

好きなものだけに囲まれて生きることが、今の自分にとっての人生における目標なのかも。

 

長々と書いてしまったけれど、今年買って良かったものたちの話でした。ギリギリ年内間に合って良かったーーー。

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